時計、カレンダー、天気表示機能のあるタブレットdeフォトフレーム
タブレットdeフォトフレームは、写真をスライドショーで表示するデジタルフォトフレーム機能の他に時計や祝日、予定表示に対応したカレンダー、温度や湿度の表示もある天気予報も一緒に表示出来るアプリ。アプリ名からも分かる様に画面サイズの大きいタブレットでの使用が想定されていますがスマホでも使用可能で、内蔵ストレージ内の写真以外にGoogleフォトに保存してある写真やSMB/CIFSプロトコル対応の共有ファイル、Webサイトを表示させる事が出来ます。
開発/提供 | Naka-Kazz |
確認バージョン | 2.4.0 |
Android 要件 | 5.0以上 |
価格 | 無料(広告有り) |
ダウンロード | Google Play |
少し前に同種アプリのFotooを掲載しましたが、あちらは設定が全て英語だったのに対しタブレットdeフォトフレームは作者が日本人なのもあって全て日本語での表示に対応しています。但しFotooは画面の向きが縦横両対応だったのに対してタブレットdeフォトフレームは横画面表示のみとなっている他、フォトフレーム内に広告が表示されます。現在の所、広告が非表示になる有料版は用意されていませんが、一定条件を満たす事で非表示にする手段が用意されています。
タブレットdeフォトフレーム 設定、使い方
タブレットdeフォトフレームをインストール後、初回起動時に「写真、メディア、ファイルへのアクセス」を許可するかの画面が表示されるので「許可」します。標準で端末内の写真画像が自動で表示されますが、対象のファイルが無い場合は標準で用意されている写真が表示されている筈です。
筆者の環境では「Pictures」フォルダ内に保存してある写真は表示されませんでしたが、同じファイルを「DCIM」フォルダ内に移動したら表示されるようになりました。
画面右上にある歯車のアイコンボタンをタップすると設定画面が表示されます。1番目のタブの「写真表示時間」は次の写真に切り替わるまでの間隔、「写真切替スピード」は切り替える際のフェードインとフェードアウトの時間となっています。他、「ランダム表示」が標準でオンになっていますがオフにするとファイル名順で表示されるようになります。
「指定時刻に起動・停止」でタブレットdeフォトフレームの自動起動と自動終了時間を設定出来ます。いつも寝ている時間や外出している時間に起動していても無駄なので、それらを除いた時間を指定。その下の「スマートホームモード」は上フリップでコントロールパネルを表示とありますが、実際は登録されているURLのWebページが表示され、標準では作者サイトが表示されます。
「スマートホームモード」のURLは任意で指定のアドレスを登録出来るので自身で入力したURLのWebページを上フリックした際に表示させる事も出来ます。
2番目のタブでは左端に時刻とカレンダーを表示する「標準」モードと時刻と天気を小さく表示する「シンプル」モードを切り替えられます。また、表示スタイルの変更で時刻やカレンダー部分の背景色を変更可能。
3番目のタブでは写真ファイルの取得元を設定出来ます。標準では「SDカード・端末内」となっていますが、GoogleフォトやWebサイトに変更出来ます。試しにGoogleフォトを試してみましたが、「アルバムの取得でエラーが発生」と表示されたのでGoogleフォト内で先にアルバムを作成。これでエラーは表示されなくなりましたが、Googleフォト内の写真は筆者の環境では表示させる事が出来ませんでした。
4番目のタブでは時計と日付の表示の有無の他、標準で24時間になっている表示をオフにして12時間表示に切り替える設定があります。
5番目のタブでは天気予報の表示の有無や摂氏と華氏の切り替え、天気予報の更新間隔の他、天気予報の取得地域を下部のマップから選択出来ます。設定地点の指定操作が独特で、一旦マップ右の-ボタンで縮小表示してから行うとやりやすくなります。
6番目のタブではカレンダー表示の有無の他、祝日表示やカレンダーに登録してあるスケージュール表示の設定があります。Googleカレンダーと連携しておくと当日や日付をタップした際にカレンダー下にスケジュールが表示されます。
7番目のタブでは広告の非表示設定についての記載があります。あえて具体的な事には触れませんが、現状ではアプリ内購入などでの非表示には対応しておらず特定の条件を満たした場合に非表示に出来るようです。
8番目の最後のタブではバージョン情報やデータ取得元の情報他、レビューやバグ報告のリンクがあります。
一通り設定が終われば画面中央の再生ボタンでスライドショーを実行、実行中にタップすると前の写真、次の写真、一時停止のボタンが表示されます。また、左右のスワイプ操作でも次と前の写真に表示を切り替える事も出来ます。
タブレットdeフォトフレーム 感想
まだ未完成な印象が感じられる部分が幾つかあり、Googleフォト内の写真の表示は2台の端末で確認してみましたが動作せず。何か筆者が設定を見落としている可能性もありますが、現状は何をやっても動作しませんでした。また、「指定時刻に起動・停止」は1パターンしか登録出来ない他、曜日ごとの設定もないので自動起動と終了を細かく設定出来ないのが難点。
他に時刻やカレンダーの表示は背景や文字の透明度を指定出来ないので表示される写真によっては視認性が悪くなるといった問題もあります。このような幾つかの不満点もありますが、アプリのコンセプト自体は非常に秀逸で更なる発展を期待したくなるアプリでもありました。
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