騒音を計測して数値で表示する騒音測定器 (Sound Meter)
生活音やパソコン、ゲーム機の騒音値を知りたいと思った事はありませんか？それを知った所でどうなるという訳でもないのですが、音の大きさをメーター付きの数値で表示するのが騒音測定器 (Sound Meter)です。騒音測定器は起動するだけでスマホやタブレットのマイクから集音して周辺の音の大きさをdB単位で表示し、視覚的に分かりやすいメーター表示やチャート表示、その音の大きさが一般的にどのような騒音に相当するのかを「蚊の音」や「静かな図書館」「ヘアドライヤー」といった事例で知る事が出来ます。
| 開発/提供 | Abc Apps |
| 確認バージョン | 3.7.5 |
| Android 要件 | 4.4以上 |
| 価格 | 無料（広告有り） |
| ダウンロード | Google Play |
繰り返しになりますが、音の大きさを数値で知った所でどうなる訳ではありませんが、好奇心として機器が発する騒音値を知りたいと思う事は日常的にあります。実際に耳障りに感じる音は大きさだけでなく高い音や低い音といった音域も関わっているので、不快に感じる割には数値を測ってみるとそれ程大きくなかったり全く気にならない音でも大きい数値が出る事もあります。実用性はあまり無いかもしれませんが、騒音測定器 (Sound Meter)はそのような好奇心を満たしてくれるアプリです。
因みに類似アプリが多数あり同名でUIもそっくりなアプリがありますが、ざっと使い比べた感じではAbc Appsの騒音測定器の方が機能は上だと感じました。また、測定した数値の正確性に関しては筆者には全く分かりません。
騒音測定器 (Sound Meter) 設定、使い方
騒音測定器 (Sound Meter)のインストール後、初回起動時のみ「音声の録音」の許可を求められるので、この画面で「許可」してメイン画面を起動します。後は特に設定をする事無く周辺の音の大きさが表示されるので、初期状態のままでも問題なく使用出来ます。表示間隔の切り替えをタップすると「1x」（2秒間隔）、「2x」（1秒間隔）、「3x」（0.4秒間隔）でメーター下の数値の更新が行われます。
画面下部にあるボタンは左から「エラーの訂正」で数値に誤差がある場合に+か-で数値の補正を行います。但し正確な計測器でも所有していない限りは正確性を知りようがないので使う事は無いでしょう。その隣はチャートを「騒音基準表示」に切り替えます。「息の音」や「蚊の音」といった具体的な事例を表示します。その隣はリセットボタンで更に隣は計測の一時停止、スキンの切り替え、設定画面の表示となっています。
やや不自然な日本語が混じっている設定の各項目についてですが、「画面のついたことの状態維持」はスクリーンオンを維持、「経過時間表示」はメーター左下に計測時間を表示、「騒音基準表示」は数値の下に事例を表示、「チャート経過時間の増加なし」はチャートのグラフを0-30秒で固定、「言語を英語で表示」はそのままの意味で画面内の文字を英語化、「左手のユーザー」は画面内のボタンが左右に入れ替わります。ここより下にある「その他」は同作者のアプリのリンクや評価画面の表示となっています。
騒音測定器 (Sound Meter) 感想
上の方でも書いたように表示される計測値がどこまで正確なのかは全く分かりません。正確性を調べるには信用出来る計測器を使って数値を比較する必要がありますが、それを持っているならこのアプリは不要になるので正確性を求めるような用途には向かないと思います。
一つ気になった所として無料で使わせてもらっているので画面上部に表示される広告は問題ないのですが、設定画面からメイン画面に戻る際に画面一杯に広告が表示され戻る事が出来ず困ることがありました。筆者が使用したバージョンでは画面一杯に表示される広告は左上に消すボタン（見え難い場合あり）があるので、そこをタップしてメイン画面に戻る事が出来ました。