起動中やバックグラウンドで動いているアプリを一括で閉じるKillApps

KillApps – Close all apps(以下KillApps)は、起動中のアプリやバックグラウンドで動いているアプリをボタンのワンタップで纏めて閉じてRAM(メモリ)を開放する、メモリクリーナーやタスクキラーと呼ばれるアプリです。迷う事無く使いやすいシンプルなユーザインタフェイスで、例外リストに登録したアプリを閉じる対象から除外したり、逆にカスタムリストで指定のアプリだけを纏めて閉じる事も出来ます。ウィジェットも付属しており、KillAppsの画面を表示せずにホーム画面からウィジェットで即座に実行する事も出来ます。

KillApps メイン画面
KillApps 設定
KillApps 実行中
開発/提供APPDEV QUEBEC
確認バージョン1.30.9
Android 要件5.0以上
価格無料(広告有り)
ダウンロードGoogle Play
KillApps – Close all apps概要

過去に当ブログでは同種のアプリでメモリそうじ専科 (現名称はメモリCalc専科)を掲載していますが、一定間隔や特定の条件で自動実行するような機能が無い分、簡単で直感的に使いやすいというメリットがあります。但し無料版ではカメラやGoogle Playといったシステムアプリとして分類されているアプリをKillAppsから閉じる事は出来ません。

システムアプリを閉じるアプリの対象に加えたい場合は、Proバージョンの購入が必要となります。Proバージョンの現在価格は200円となっています。

KillApps 設定、使い方

KillAppsをインストールして起動するとメイン画面上部左にメモリの使用率と使用量、上部右に空き容量が表示されます。その下にある実行ボタンで実行しますが、初めて使用する場合は「ユーザー補助サービスの利用」を有効化しておく必要があります。また、これ以外に「他のアプリに重ねて表示」の権限も有効化する必要があります。

KillApps メイン画面
KillApps ユーザー補助サービス
KillApps サービスの有効化

例外リストは終了させないアプリを+ボタンから登録する事が出来ます。ここにアプリを登録しておくと実行ボタンをタップしても登録アプリは閉じる対象から除外されます。「すべてのアプリ」から「Custom list」に切り替えると逆に終了させるアプリを登録する事が出来ます。「Custom list」に切り替えた状態で実行した場合はリスト内の登録アプリのみを終了させます。

KillApps 例外リストに追加
KillApps 例外リストへのアプリ選択
KillApps Custom list

また、下部にある「アプリを起動しました」は起動中のアプリが表示されアプリ情報の確認の他、×ボタンで個別に終了させる事が出来ます。

画面最下部にある目のアイコンをタップするとシステムアプリが表示されます。但し上の方でも書きましたがKillAppsでこれらのアプリを閉じる対象にするにはProバージョンの購入が必要。また、画面右上の3点ボタンのメニューにある「設定」から設定画面が表示されます。特に説明は不要だと思いますが日本語化されていない「Show the notification」は通知バーに表示の意味で有効にしておくと通知バーから表示してKillAppsを実行出来ます。

KillApps システムアプリ
KillApps 設定画面
KillApps ウィジェット

他、同梱のウィジェットをホーム画面に配置しておくとワンタップで実行されます。2つあるウィジェットはデザインの違いだけで機能は同じですが、KillAppsの画面で「Custom list」にしておいた場合はウィジェットからの実行でも登録しているアプリのみ終了させます。

KillApps 感想

使いやすさという面では素晴らしいのですが、無料版ではシステムアプリ扱いのカメラや連絡先、Google Playなどが閉じる対象から外れているのがかなり残念。因みにシステムアプリの分類は端末にプリインストールされているアンインストール出来ないアプリが対象のようです。

実行後もナビゲーションボタンのタスクで表示される起動したアプリのウィンドウは残ったままとなるのが残念な所ですが、他のタスクキラー系アプリでも同様に残るので仕様上、こちらも同時に閉じる事は出来ない模様。他、全く起動していないアプリも「アプリを起動しました」のリストに表示される事が度々あり不可解な部分もありますが、端末の動作が鈍くなってきたとかいう時にインストールしておくと便利だと思います。