Dozeによる問題を解決、Doze Buster

2021年5月29日

Doze BusterはAndroid 6から搭載されたDozeモードを無効化するアプリ。Androidはスクリーンオフにして一定時間スリープ状態が続いた際にDozeモードに入りアプリの通信を制限するといった動作をしますが、Doze Busterは名前の通りDoze状態になるのを妨害するアプリになります。当初は危険な香りのするアプリで警戒していましたが、Doze Busterの動作自体は思いの外にシンプルな物で、Android 6から9まではスクリーンを指定時間の間隔で一瞬だけオンにするというもの。10の場合は別の方法が使われている模様ですが当方では確認出来ていません。

Doze Busterメイン画面
Doze Busterログ画面
Doze Buster詳細ログ
開発/提供ニッタン
確認バージョン3.0
Android 要件6以上
価格無料(広告有り)
ダウンロードGoogle Play
Doze Buster概要

本来Dozeはバッテリーの消費電力を節約する為の機能なので必ずしも悪ではないのですが、この機能のせいでメールやIP電話などのプッシュ通知をリアルタイムで受け取りたい時に通知が遅れたり全く受け取れないという弊害も出ます。Doze Busterは上述通りスマホがスリープに入った際にユーザ指定の間隔でスクリーンをオンにする方法でDozeに入るのを防ぎ、通知の問題を解消するのが目的のアプリです。当然ながらDozeが無効になる分だけバッテリーの消費電力は増える筈ですが、アプリから簡単に有効/無効が切り替えられるので、重要な連絡が来る予定の時だけ有効にしておくといった使い方でも良さそうです。

Doze Busterはログを記録する機能もありスクリーンオフにしてどの程度放置したらDozeに入るかを確認する事も出来ます。直接Doze Busterのメイン機能を使用しない場合であっても通知が遅れたり全く来ない場合の原因究明にも使えるかもしれません。

Doze Buster 設定、使い方

Doze Busterの使い方は簡単です。初回起動時はDoze Busterを「ユーザー補助」でONにする事を促す画面が表示される筈ですが、それが表示されなかった場合は「ユーザ補助を表示」からAndroidの設定を出しONにします。後は「画面ON間隔」をプルダウンメニューから指定して「Doze Buster スタート」でDoze Busterが動作を始めます。「Dozeログを記録する」はその名の通りログを記録する機能。この機能を有効にしておくと「Dozeログ表示」からDozeに入った時間の記録を確認出来ます。

Doze Busterのユーザー補助をオン
Doze Busterのメイン画面
Doze Busterのログ画面

ログ画面ではDozeに入った時間の記録の他、Doze Busterを有効化しておいた場合に「詳細ログを表示する」からDoze Busterが画面をオンにした記録を確認する事が出来ます。最初はDoze Busterを有効化せず、ログの記録だけを行ってみて自身のスマホがどの程度の時間でDozeに入るかを確認してみるよ良いでしょう。私のスマホの場合はスクリーンオフにしてから約1時間でDozeに入っているのが確認出来ました。

Doze Busterの効果をGmailで検証

スリープにすると通知が遅くなる、若しくは通知が来なくなる事で有名?なGmailアプリでDoze Busterの効果を検証してみました。まずGmailアプリ自体を電池の最適化から除外、スマホがスクリーンオンの状態でGmailにメールを送信してみて通知が来る事と、スクリーンオフにして2時間以上放置後にメールを送信して通知が来ない事を確認。はい、電池の最適化から除外した所でDozeに入れば通知が来なくなるのはGmailアプリ標準の動作ですね。

次にDoze Busterを15分間隔で有効化して同じく2時間以上放置してからGmailにメールを送信。結果、約5分後に通知が来ましたが私が想定していたよりも遅い結果に。

納得いかなかったので今度は5分間隔に設定を変えて同様に2時間以上放置してからメールを送信。結果、約10秒後に通知を確認出来ました。この早さはスクリーンオンの状態の時とほぼ同じでかなり満足な結果です。

気になるバッテリーの消費電力ですが、具体的に計測はしていないものの感覚的にはDoze Busterの有無で大きな変化は感じませんでした。ここら辺は使用しているスマホのバッテリー容量などでも違いがあるでしょう。定期的に画面がオンになるのは一瞬とは言え気持ち悪い部分もありますが、Dozeで通知が来ない事に悩んでいる方には非常にお勧めです。