画面内のボタンで音量調節 常に見える音量ボタン

2023年3月21日

常に見える音量ボタンは画面の最前面にボタンを表示して、そのボタンから音量調節出来るようになるアプリです。音量を上げたり下げたりといった操作は物理ボタンを使って行うのが最も手っ取り早い方法ですが、視覚的に音量の数値を見ながら調節出来る他にAndroidタブレットをマウス操作している時などは物理ボタンよりも音量調節が便利になります。画面上に表示されるボタン以外に通知バー内に表示されるボタンからも操作出来るので、画面内ボタンは非表示にして通知バー操作のみで使用するといった事も出来ます。

開発/提供	OK soft
確認バージョン	2.83
Android 要件	4.1以上
価格	無料（広告有り）
ダウンロード	Google Play

常に見える音量ボタンの用途としては音量の物理ボタンがヘタって反応が悪いとか、そもそもボタンを押し難いといった場合に活用するアプリだと思われます。筆者の場合は上述したようにAndroidタブレットをBluetoothマウスと接続して使用している事が多い都合、直接物理ボタンで操作するよりも楽に音量調節出来る事もあって古くからこのアプリを愛用しています。

因みに昨日、常に見える電源ボタンを掲載しましたが常に見える音量ボタンも同じ作者のアプリで、他にも多くのニッチなアプリが公開されています。

常に見える音量ボタン 設定、使い方

常に見える音量ボタンをインストールして起動後、最初にやっておく操作として上部にある実行ボタンをタップして有効化します。このボタンをタップ後にAndroidの設定で「他のアプリに重ねて表示」が表示されるので、この機能を有効化します。画面右上にあるメニューでは設定のエクスポート（設定ファイルの保存）とインポート（設定ファイルの取り込み）があります。

「ボタンの色」や「背景色」はそのままの意味ですが、どちらの欄でも透過度の指定ができ、ボタンの背景を透明にする事も出来ます。「場所を移動する」では音量調節ボタンが表示される位置を設定、「ボタンのサイズ」では音量調節ボタンの表示サイズを指定出来ます。また、「ボタンのサイズ」欄にあるボタンをタップして音量調節ボタンの表示/非表示の切り替えができ、画面上に音量調節ボタンを表示させず通知バーからのみ使用するといった場合に非表示にします。

常に見える音量ボタンの「高度な機能」では「音」で音量調節する対象をメディアや通話、着信、アラームといった中から選択出来ます。「消音ボタン」は標準では無効になっていますが、ワンクリックやダブルクリックを選択しておくとスピーカーアイコンのボタンをタップした際に消音になります。標準設定のまま、なしにしている場合はスピーカーアイコンボタンをタップした場合、+と-ボタンが格納されます。

それ以外の部分は主に表示に関する設定となっていますが、エッジバー機能は画面端にバーを表示してそのバーから操作が出来る機能です。設定内容によってエッジバーをタップしてボタンを表示させたりAndroid標準の音量バーを表示させる事が出来ます。

常に見える音量ボタン 感想

以前のバージョンだったか別のアプリだったか、音量の調節幅（音量ボタンをタップした時の増減値）を設定出来た気がしたのですが、現在のバージョンではその項目はありません。+-ボタンをタップすると6%か7%増減するようになっていますが、この部分はユーザが増減値を設定出来るようにしてほしいと所ではあります。

他、スマホでの動作は問題無かったのですが、私が使用しているタブレットでの動作では反応が悪くタップしてから音量が変わるまで長めのラグが出ます。これは端末との相性なのか他の常駐アプリとの相性なのか判別出来ませんが、動作に問題無いようなら常に見える音量ボタンは同種のアプリの中でもかなりお勧めのアプリです。