8つの地域の放送を自身で選択して聴取出来るNHKラジオ らじる★らじる
NHKラジオ らじる★らじる（以下らじる★らじる）は札幌、仙台、東京、金沢、名古屋、大阪、広島、松山、福岡の8つの地域のNHKラジオ放送を自身で選択して聴取出来るアプリ。地域を選択出来るのはR1のNHK第1放送とNHK-FMで、R2のNHK第2放送は地域に関係無く主に語学に関連する共通の番組となっています。また、ライブ放送以外に過去に放送された番組を1週間前までさかのぼって聞く事も出来ます。
| 開発/提供 | NHK (JAPAN BROADCASTING CORP.) |
| 確認バージョン | 6.1.0 |
| Android 要件 | 6.0以上 |
| 価格 | 無料（広告無し） |
| ダウンロード | Google Play |
同種アプリのradikoでもR1（NHK第1放送）とNHK-FMの聴取は可能ですが、radikoの場合は端末の位置情報によって聴取出来る放送局が決まるのに対して、らじる★らじるは自身で聴取したい8つの地域の放送局を自由に選択出来るという違いがあります。
らじる★らじるは無料で使用でき、多くの方がご存じの通り番組内でのCMも一切ありません。色々と物議を醸すNHKの受信料も、テレビが対象でありラジオは対象外となっています。
NHKラジオ らじる★らじる 設定、使い方
らじる★らじるインストール後、初回起動時に利用規約の画面が表示されるので「同意して次へ」で進みます。「パーソナルデータの取り扱い」の画面が表示されますが、所謂個人情報の送信を了承するか否かとなっていて、気にしない方は「了解して、利用を開始」で進みます。但し「パーソナルデータの送信設定」から「送信しない」に変更しても利用は可能です。
使用方法や機能の説明のあるチュートリアル画面が表示されますが、下部にある「チュートリアルをスキップ」で飛ばす事も出来ます。チュートリアル画面の最後で「始める」をタップするとホーム画面が表示されます。
上部にある現在放送中の番組のサムネイルをスワイプして第1、第2、FM放送を切り替える事が出来ますが、右下にあるボタンのタップからも同様に切り替えて再生可能です。ラジオの再生が始まると下部にプレイヤーバーが表示され、ここのボタンのタップで一時停止と再生が出来ますが、それ以外の部分をタップすると番組の詳細画面が表示されます。
詳細画面では画面左上にある矢印ボタンで再び最小化、ハートアイコンのボタンでお気に入りに相当する「MYらじる」に登録、下部の時計アイコンのボタンで最小15分から最大120まであるオフタイマーの設定画面表示、スピーカーアイコンのボタンで音量バーを表示します。
最下部にあるメニューから「番組表」に切り替えると放送中の番組の他に放送が終了した過去の番組も表示されます。冒頭の方でも書いたように放送を終了した番組も1週間前までさかのぼって聴取可能。また右上にある日本列島のアイコンから放送地域の変更画面を表示して切り替え出来ます。
番組表内にある番組をタップすると番組情報の他に「番組詳細」、「読むらじる。」、「通知予約」のメニューも表示されます。「読むらじる。」は音声以外に文章で内容を表示する機能で「通知予約」は放送開始の5分前に通知する機能となっています。
下部メニューから「番組一覧」にすると最初に新番組が表示されますが、「ジャンル選択」からジャンルごとの番組を確認する事が出来ます。ここで表示されている番組をタップすると番組情報が表示され、少し下にスクロールして「聴き逃し」から過去の放送分を聴取出来ます。
下部メニューから「MYらじる」にすると登録してある番組や上部メニューの「もう一度」から過去に聴取した番組が履歴として表示され再度聴取する事が出来ます。
下部メニューの「設定」では「同時配信（ライブ）の地域設定」でメインとする地域を選択出来ます。例えばここで地域を札幌にしておくと番組表では札幌の放送が最初に表示され、第1放送やFMもアプリ起動後に地域を変更するまで札幌の番組が再生されます。
NHKラジオ らじる★らじる 感想
筆者はNHKにはあまり良い印象はないのですが、8地域という限定ではあるものの自由に地域を指定して聴取出来る点や位置情報の権限の許可も必要無い点、そして広告も無く完全無料で使用出来る点は評価したいと思います。たまに再生されるまで待たされる事もあり反応の悪さを感じる事もありましたが、NHKのみという事もあって多数の放送局の番組が聴取出来るradikoのようにゴチャゴチャしておらず使いやすく感じました。