クリアな音声でラジオが聴けるradiko
radikoはAM/FM放送のラジオをインターネット経由で聴取出来るアプリ。聴取出来るのは標準で現在地の場所で放送している番組で、プレミアム会員になる事で全国の地域で放送している番組を自由に聴けるエリアフリー機能が使えるようになります。通常のAM/FM放送と比べてノイズが少ない他、過去1週間前までの放送番組を聴取出来るタイムフリー機能が魅力。お気に入りの番組をマイリストに登録しておくと放送前にプッシュ通知でお知らせする機能なども便利。
| 開発/提供 | 株式会社radiko |
| 確認バージョン | 7.3.8 |
| Android 要件 | 不明 |
| 価格 | 無料（広告有り） |
| ダウンロード | Google Play |
毎回起動の度にGPSで地域判定が行われる仕様なのでGPSをオンにしておく必要がある他、ゴチャゴチャしたユーザインフェースで決して使いやすくは無く不満も少なくないアプリですが、ラジオ好きには魅力的なアプリである事に間違いありません。特にタイムフリー機能は便利で過去1週間までという制限はあるものの深夜放送も自由な時間に聴けるし、聴き逃した番組も後から聴けるのは便利。
タイムフリーの聴取ではスライダーを動かして好きな時間から再生する事も出来るので、良いのか悪いのかCMも飛ばす事が出来ます。また途中で終了しても終了した位置が記憶されているので、後から聴く際に前回終了した位置の続きから聴く事も出来ます。著作権上の理由で実装される事は無いでしょうが、録音機能が無いのが残念な所。
radiko 設定、使い方
radiko初回起動時は利用規約の同意の承諾が必要で、ここから進むと機能の簡易マニュアルが幾つか表示されます。次回起動時からはGPSの位置情報を使用した地域判定が行われ、その地域に対応する局の放送中の番組がホーム画面に表示されます。
radikoのホーム画面では上部のタブをタップして現在放送中の番組や自分が登録しているジャンルに合った番組、人気番組などを切り替える事が出来ます。最下部には放送中の番組を表示する「ホーム」、過去の放送を聴取出来る「タイムフリー番組表」、番組検索の「さがす」、登録してあるお気に入り番組の表示や設定が出来る「マイリスト」、radikoの動作設定や好みのジャンルの登録が出来る「マイページ」があります。その一段上はプレイヤーとなっており再生と一時停止ボタンの他、上矢印ボタンのタップでスライダーが表示され、そのスライダーの操作でライブ放送を最初か聴いたり前に戻してから聴く事も出来ます。
下部の番組表をタップしてタイムフリー機能を見ていきます。タイムフリーで聴取出来る過去の放送が表示されますが、上部の日付けをタップして放送日、一段下の放送局を選択して目的の番組を探し出す事が出来ます。聴取したい番組が見付かったら詳細を開き番組のサムネイルの再生ボタンをタップすれば再生が始まります。
最下部にある「さがす」ボタンでは番組検索を行えます。検索数が多いワードは「ＨOTワード」として表示され、過去に検索した語句は履歴に表示されます。「マイリスト」では番組表の右端の星ボタンや「マイリスト登録」で登録した番組が表示されます。ここではプッシュ通知のオン/オフの切り替えや「編集」から通知設定の変更、リストからの削除が行えます。
radikoのプッシュ通知が来ない方へ。私がそうだったのですが、Androidの「設定」-「アプリと通知」からradikoのアプリ情報を表示して「通知」から「通知の表示」を有効化する必要があります。また、「マイページ」ではプレミアム会員の場合に使用する「ログイン」や「登録ジャンル」の設定、通信が途切れる際に調整すると改善する可能性のある「バッファ時間」、自動でradikoをオン/オフ出来るタイマー機能などの設定があります。
他、radikoには姉妹アプリのradiko＋FMとradiko autoがあります。それぞれの違いとしてradiko＋FMは一部機種でFM波を使って聴取出来る機能があるようなのですが私のスマホでは検証出来ませんでした。但し通常のインターネットによる聴取は可能で機能は標準版radikoと同等でありながらユーザインタフェースが整理されており標準版より使いやすい印象。但しradiko＋FMは下部に広告が表示されます。また、radiko autoはカーナビと連携出来る機能があるらしいのですが、その機能が使えなくても通常のラジオアプリとして使え、タイムフリー機能はありませんが起動が速く画面構成も簡素で使いやすくなっています。現在放送中の番組を聴くだけならradiko autoがお勧めです。