無料、無広告のインターネット速度計測アプリ Speed Test WiFi Analyzer
Speed Test WiFi Analyzer（正式名Open Nettest）は無料、無広告でインターネットの速度を比較的正確に計測出来るアプリ。Wi-Fi接続時の計測は勿論、Wi-Fiをオフにしてモバイル回線での通信に切り替えれば4Gや5Gの速度も計測出来ます。計測速度はダウンロードとアップロード以外にPingにも対応。通常の計測以外にループ機能を使い複数回速度を計測して、その平均値を算出する機能も備えています。
| 開発/提供 | SPECURE GmbH |
| 確認バージョン | 5.1.21 |
| Android 要件 | 6.0以上 |
| 価格 | 無料（広告無し） |
| ダウンロード | Google Play |
過去にインターネット速度計測サイト/アプリの記事で複数の通信速度を計測するサイトやアプリを掲載しましたが、日本語には対応していないものの簡単に速度計測ができ、単純なダウンロード速度やアップロード速度よりも重要になる事がある応答速度を表すPing値の計測にも対応しています。
Speed Test WiFi Analyzer 設定、使い方
Speed Test WiFi Analyzerインストール後、初回起動時にWelcome画面が表示されるので下部にある「Next」で進むと必要な権限とその説明の画面が表示されます。使用において全て必須という訳ではありませんが、有効な状態で画面を下までスクロールするとグレーアウトしていた「Continue」ボタンがタップ出来るようになるので、タップして進めます。
「電話の発信と管理」や「位置情報へのアクセス」を「許可」します。以降、メイン画面が表示されるので、「Run speed measurements」ボタンをタップすると計測が始まります。
「Measurement Server」が外国になっている場合はタップして選択画面を表示し、Japan (Tokyo)に変更。「Run speed measurements」ボタンから計測を開始すると最初にPingの計測が始まり、続いてダウンロードとアップロードの計測が行われます。
終了後はダウンロード速度とオンラインゲームやストリーミングビデオ視聴、ソーシャルメディアの利用の最適度が表示されます。下部にある「Switch…」で計測したアップロード速度やPing値なども表示されます。
メイン画面右上にある「Loop mode」から複数回、自動で計測を行う事が出来ます。「Loop mode」有効化後、説明画面が表示されるので下部にある「Agree」から進み、「Nunber of measurements」で実行回数を指定、「Waiting time」で次の計測までの待機時間を分単位で指定、「Distance」で次の計測を実行する移動距離をメートルで指定します。
計測が終了すると全数値の平均値が表示されます。1回の計測ではバラつきがあるので、より正確に計測したい場合に「Loop mode」を使用します。
下部メニューにある「Neutrality」は直訳すると中立となりますが今一良く分からない機能で、実行するとテストが行われますが結果を見ても何をテストしたのか筆者には理解出来ませんでした。「Results」は過去の計測結果が表示され、「Settings」では設定画面が表示されます。
設定においては「LANGUAGE」で言語の変更が行えますが、現バージョンでは日本語は残念ながら含まれていません。他、Loop modeの有無といった項目がありますが、特に変更が必要な項目は見付かりませんでした。
Speed Test WiFi Analyzer 感想
「Neutrality」なるちょっとややこしい機能もありますが、普通にインターネット速度を計測するだけなら簡単に使用出来ます。また、海外のサーバに接続して計測するスピードテストは殆ど意味がありませんが、Speed Test WiFi Analyzerには国内の東京サーバも含まれているので実用的な速度の計測が行えます。