横画面に大きな文字で時刻を表示するBig Clock Display: Digital
Big Clock Display: Digital（以下Big Clock Display）は、30種類以上のデザインが用意されている横画面固定のデジタル時計アプリ。現在使用していない古いスマホなどを視認性の高い大きな文字で時刻表示して置き時計にする事が出来ます。表示は時刻以外に曜日と日付、月、西暦で12時間表示の他に24時間表示や秒の有無の選択が設定で行えます。
| 開発/提供 | Prometheus Interactive LLC |
| 確認バージョン | 15.0 |
| Android 要件 | 6.0以上 |
| 価格 | 無料（広告有り） |
| ダウンロード | Google Play |
Big Clock Displayが備えている機能として時刻表示以外では複数の指定時刻に指定の音を鳴らすアラーム、設定時間後にベルを鳴らすタイマー、ラップタイム機能付きのストップウォッチがあります。因みにアラーム機能は有効化する曜日とスヌーズを設定して複数登録出来るので目覚まし時計としても活用出来ます。
Google Play掲載ページには「広告が表示されます」の記載がありますが、筆者が使用した範囲では広告は表示されませんでした。一定期間使用してから広告が表示されるようになるのか、もしくは記載はあっても広告は表示されないのか不明です。
Big Clock Display 設定、使い方
Big Clock Displayインストール後、起動すると特に権限の許可やセットアップ画面も無く時刻が表示されます。適当な場所をタッチすると画面左上にメニューボタンが表示されるので、このメニューボタンからメニューを展開出来ます。
メニューの一番下にある「Settings」から設定画面が表示されますが、「24 Hour Clock」は24時間表示の有無、「Display Seconds」は秒の表示の有無となっており、そこから下はアプリの評価やシェア、プライバシーポリシーの表示となっています。
「Alarm」でアラーム設定画面が表示されます。初期状態では「Add Alarm」ボタンが中央にあるのでそこから追加出来ますが、右上の+ボタンからも同様に追加出来ます。アラームを鳴らす時刻の他、「Repeat」の欄で有効化する曜日、「Ringtone」の欄でアラーム音を選択。その際、「端末内の写真、メディア、ファイルへのアクセス」を「許可」する必要があります。
他、「Snooze」で繰り返しアラームを鳴らす間隔を設定します。「Label」は平日や休日といった任意のアラーム名を付けておきます。設定が終わったら画面右上にある「Save」で保存されます。
「Timer」を見ていきます。この機能は設定時間経過後にベルを鳴らす機能で、標準では1分に設定されていますが「Set Timer」から自由に時間を設定可能。Hが時間、Mが分、Sが秒となっているので目的の時間を設定して「Start」でタイマーを開始。
開始後に「Pause」で一時停止するとメニューが表示され、「Resume」で再開、「Set Timer」で時間設定、「Reset」で初期状態に戻します。
「Stopwatch」は時間の経過を計測する機能で「Start」で計測開始、「Lap」をタップしたタイミングを記録して右上に表示、「Pause」で一時停止します。一時停止後に「Resume」で再開、「Reset」で初期状態に戻します。
「Themes」では時刻表示のデザインを選択します。現在Themeが30種類以上用意されており、背景が写真になっている物や単色、グラデーションになっている物があります。
Big Clock Display 感想
設定の大部分が英語になっていますが中学生レベルの英語力で理解出来るので難しい所も無く、設定欄もシンプルで使いやすい構成。それでいてアラームは曜日を指定して複数パターンの登録が行えスヌーズ機能もあるので、目覚まし時計代わりにも使えて便利。
欠点としては横画面固定となっている仕様で縦画面で使いたいというニーズを満たせない部分と、時刻のフォントやサイズ、背景を自分でカスタム出来ない点でしょうか。自分で用意した画像を背景に設定出来たり一定間隔で写真を入れ替えて時刻表示だけでなくデジタルフォトフレーム的な使い方が出来ればかなり良かったと思います。