手書き入力やカメラからの読み取りで漢字を調べられる手書きで漢字検索＋
手書きで漢字検索＋【漢字辞典アプリ】は、手書き入力で漢字の読みや意味、画数、部首、用例を調べる事が出来るアプリです。漢字を拡大表示する機能があるので実際に紙に記入する場面で便利な他、カメラを使って新聞や雑誌の文字を読み取り漢字を調べる事も出来ます。また、図鑑機能では小学校一年生から中学校三年生、更に漢字能力検定十級から一級までの漢字が収録されており、それらを手書き入力する学習機能も備えています。
| 開発/提供 | Kindaichi Kyoju |
| 確認バージョン | 2.1.0 |
| Android 要件 | 8.1以上 |
| 価格 | 無料（広告有り） |
| ダウンロード | Google Play |
収録漢字数は10,050字で熟語は10万語以上を収録との事。最大の特徴は漢字を拡大表示出来る機能で、直筆で書類などに記載が必要な時に正確な漢字を大きな文字で確認しながら書く事が出来ます。また上述した通り小学校、中学校で習う漢字を画面内に手書き入力する学習機能も備えているので、漢字を一から学び直したいという用途でも使用出来ます。
手書きで漢字検索＋ 設定、使い方
手書きで漢字検索＋インストール後、起動時には毎回起動画面が表示され何度か起動を繰り返す際に「いつもご利用ありがとう…」画面が表示されます。その場合は「引き続き利用」をタップしてメイン画面へ。メイン画面では上部入力欄に漢字を入力するとその下に音読みと訓読みが記載されたメニューが表示されます。
入力欄の下に表示されたメニューをタップすると下部から漢字の詳細画面が表示されます。ここから拡大表示したりお気に入りのような機能に保存したり、画面を上にスライドさせて意味や画数、部首、用例を表示出来ます。
上部のメニューにある「漢字一文字」を「熟語・言葉」に切り替えると熟語の検索が出来ます。この画面で仮に漢字一文字を検索した場合、その漢字が使われている熟語が下に表示されます。画面下部にある「拡大」から画面を切り替えて漢字を入力すると、その漢字を拡大表示します。この画面からは詳細画面からの拡大表示よりも大きなフォントで表示され、より正確に漢字を調べられます。
画面下部の「保存済み」からは星マークのボタンをタップして登録した漢字の一覧が表示されます。保存済みから登録を解除するには右端の星マークのボタンをタップします。
手書き入力は一目で分かるようになっていますが、和紙のような質感の画面の部分をなぞって入力します。その際に右下にある×ボタンで入力内容を全消去、その下の戻るボタンで入力を一画戻す事が出来ます。AIの判別により漢字が認識されると候補の漢字のメニューが表示されるのでタップすると詳細が表示されます。
手書きで漢字検索＋を使用していく内に履歴が保存されていきますが、下部の「設定」から設定画面を開き「履歴の消去」で過去に調べた漢字の履歴を全て消去出来ます。
カメラからの読み取り機能
冒頭の方で書いた通り、手書きで漢字検索＋には新聞や雑誌、書籍などで分からない漢字があった時にカメラで撮影して調べる機能があります。この機能を使用するには最初にホーム画面の右上にある「カメラ入力」をタップ。初回起動時に「写真と動画の撮影」を許可するかの画面が表示されるので「許可」をタップ。この後に「免責事項」の画面が表示されるので「承諾」で進みます。
カメラが起動すると薄暗い画面内で切り抜かれたように明るくなっている部分を、読み取りたい箇所に合わせます。読み取ると自動で読み取った漢字の結果が表示されますが、読み取った漢字が目的の箇所じゃない場合はカメラを先に合わせてから「もう一度スキャン」をタップ。また、画面左上の「90°回転」から縦書きの文字の読み取りに変更出来ます。
カメラからの読み取りにおいては「侏」を「株」と認識したりと当初はあまり良い精度ではありませんでしたが、何度か繰り返すと正確に認識しました。
漢字図鑑機能
図鑑画面では小学一年生から六年生、中学一年生から三年生、漢字能力検定十級から一級まで、カテゴリ分けされた漢字を見るだけでなく、画面に手書きで入力して書き取りの練習も行えます。画面に手書き入力後、「判定する」ボタンをタップして正しく書けていた場合は図鑑に登録（薄い字が濃く表示）されます。最近漢字を忘れてきたという方の学習に良いかもしれません。
画面右上にある「初期化」ボタンから全ての登録を解除して初期状態に戻す事が出来ます。
手書きで漢字検索＋ 感想
筆者は最近文字を直接書く機会が殆ど無くなってしまった為に忘れてしまった漢字が多く、配達依頼の送り先住所の記入などで正確な漢字が分からなくて困る事があったりするのですが、同じような場面でこのアプリがあれば漢字が分からず困る事も無くなるでしょう。
昨日当ブログで掲載した新しい国語辞典では言葉の意味以外に漢字も調べる事は出来ましたが、小さな文字では正確なとめ、はね、はらいが分からない字もあるので、漢字を拡大表示出来る手書きで漢字検索＋は漢字を調べてから記述するという面ではかなり実用的です。因みにただ入力した漢字を拡大表示するだけの機能で十分な方には漢字拡大アプリがお勧め。Androidバージョンの要件は4.1以上で、余計な機能が無く素早く起動してサクッと使用出来ます。