画像の圧縮やリサイズを一括で出来るCompress Images & Resize photo
Compress Images & Resize photo（以下Compress Images）は、指定のファイルサイズ以下、指定のクオリティ、指定の解像度に複数の画像ファイルを一括で変換処理する事が出来るアプリ。容量の大きな写真の画像ファイルを複数纏めて一定容量以下まで圧縮したいといった用途に便利。また、無駄に高い解像度の画像を一括で縮小するのにも適している他、回転や反転、選択範囲を切り抜く機能も備えています。
| 開発/提供 | Rectfy |
| 確認バージョン | 2.2.2 |
| Android 要件 | 6.0以上 |
| 価格 | 無料（広告有り） |
| ダウンロード | Google Play |
Compress Imagesは公式ではJPG/JPEG、PNG、WEBPをサポートしている旨の記載がありますが、筆者が確認した所では現バージョンでWEBP形式の処理を行うとアプリが強制終了する症状が出ました。また、公式に記載はありませんがBMP形式もサポートしておりGIF形式の入力には対応していません。処理後の出力は、入力した画像と同じ形式で保存されます。
Compress Imagesは無料で使用出来ますが、画面上部に広告バナーと時折動画広告が挿入されます。これらの広告はアプリ内からProを購入する事により非表示に出来ます。Proの現在価格は210円となっています。
Compress Images & Resize photo 設定、使い方
Compress Imagesインストール後、起動するとメイン画面が表示されます。画面中央の「Select Images」や「Gallery」をタップすると初回のみ「端末内の写真、メディア、ファイルへのアクセス」を許可するかの画面が表示されるので「許可」。因みに「Gallery」をタップすると処理済みのファイル一覧が表示されます。
早速「Select Images」から目的の画像を入力してみます。最初に画像が保存されているフォルダが表示されるので、そこから進み目的の画像ファイルをタップして選択状態にし、画面右上にある「完了」で入力。
画面下部にある「Compress images by」で3つある機能の内、1つを選択。「Size」を選択した場合、入力した数値以下の容量で画像を圧縮します。入力欄右で単位を「Kb」か「Mb」から選択出来ます。また、3つの機能に共通で表示される「Replace original images on compress」は元の画像に上書きするオプションとなっています。
「Quality」を選択するとスライダーで指定したクオリティに合わせて画像を圧縮しますが、100や90辺りだと逆にファイルサイズが大きくなる場合があります。変換前に「Check size」からファイルサイズを確認する事が出来ます。
「Resize」では画像の解像度を変える事が出来ます。「Widht」は入力した数値の横のサイズを基準、「Height」は縦のサイズを基準に変換を行います。「Preseve aspect ratio」はアスペクト比（縦横比）を維持するオプションで、これからチェックを外すと「Widht」と「Height」の両方に数値を入力してアスペクト比を無視して変換が可能となります。
他、入力した画像をタップすると簡易的な編集が行えます。上部にあるボタンで90度ずつ回転、左右、もしくは上下反転、画像の端をドラッグして選択範囲内を切り抜く事が出来ます。
最後に「Compress」ボタンをタップして実行。処理終了後に処理済みの画像一覧のサムネイルが表示されます。変換した画像は「Image Compressor」フォルダ内に保存されています。
Compress Images & Resize photo 感想
スマホで撮影した写真などは無駄に高い解像度で保存されている事が多いので、その分だけ容量も大きくなりストレージ残量を圧迫する原因になります。そんな時にCompress Images & Resize photoで複数の写真画像の容量を一括で削減すればストレージ容量の節約になると思われます。アプリ画面内は全て英語ですが複雑な設定も無く簡素な作りなので非常に使いやすくなっていました。
上の方でも書いたように現バージョンではWEBP形式の処理を行おうとするとアプリが強制終了しました。公式ではWEBP対応となっているので恐らくは現バージョンのバグと思われます。