YouTubeの広告を自動でスキップしてくれるAD Jump

2023年11月30日

AD JumpはYouTubeアプリで動画の再生前や再生中に配信される広告の「広告をスキップ」を自動でタップしたのと同じ動作をしてくれるアプリです。YouTubeでは広告が一定時間配信されてから画面右下に5 4 3…とカウントダウン後、「広告をスキップ」という表示が出ますよね。放置しているとずっと広告が流れ続ける事もありますがAD Jumpをインストールしておくと、その「広告をスキップ」が出た瞬間に自動で広告がスキップされます。また広告が配信されたタイミングで自動でミュートする機能や動画の再生終了後に自動で次の動画を再生する機能もあります。

AD Jump メイン画面
AD Jump メニュー画面
AD Jump ヘルプ画面
開発/提供SOOSAN INT
確認バージョン1.6.1
Android 要件4.1以上
価格無料(広告有り)
ダウンロードGoogle Play
AD Jump概要

AD Jumpは広告をカットしてくれるアプリではなく「広告をスキップ」をタップしたのと同じ動作を自動で行ってくれるアプリなので、広告自体は配信されます。また、完全にYouTubeの広告をカットする方法もありますがサービスの不正利用とも考えられるので、その方法やその類のアプリの情報を当ブログで掲載する予定はありません。

類似アプリが幾つかありますが、安定性はAD Jumpも含めてどれも高いとは言えません。端末との相性や他のアプリとの相性によって動作が安定しない事もあります。

AD Jump 設定、使い方

AD Jumpインストール後、初回起動時に「Battery optimization…」という画面が表示されるので「SET BAT.」をタップして進めます。「アプリのバックグラウンドでの常時実行を許可しますか?」の画面で「許可」を選択。

AD Jump 初回起動画面
AD Jump バックグラウンドでの常時実行
AD Jump Allow accessibility

「Allow accessibility」の画面を「OK」で進むと「ユーザー補助」画面が表示されるので「AD Jump」を選択して「サービスの使用」をタップ、「AD Jumpを利用しますか?」の確認画面で「OK」をタップして有効化して初期設定が終了。他に電池の最適化からも除外しておく事が推奨されていますが、それに関する情報はAndroidのスリープにおけるDoze機能の問題に掲載しています。

AD Jump ユーザー補助
AD Jump サービスの使用
AD Jump サービスの使用確認画面

AD Jumpのメイン画面はとても簡素で「Skip ads」はYouTube動画で「広告をスキップ」を自動化、「Mute ads」は広告配信時に消音(広告終了後に音量は戻ります)、「Autoplay」は動画終了時に次の動画を自動再生、「Set timer」はシャットダウンのタイマー機能となっています。

AD Jump メイン画面

実際にYouTubeアプリで動画を再生して広告配信時に「広告をスキップ」が表示されるタイミングで自動でスキップされるか確認してみて下さい。普段通知バーには表示されませんが、広告を自動スキップしたタイミングでAD Jumpのアイコンが通知バーに表示されます。また、自動スキップが成功するとメイン画面の「Skip ads count」で成功数がカウントされます。

他のYouTube広告自動スキップ系アプリ

AD Jumpと殆ど同じような機能のアプリを幾つか試した所、比較的安定して動いたのがAuto Skip Ads(Google Playから削除されています)。インストールした端末によってはこちらの方が確実に広告を自動スキップ出来たのですが、筆者が使用したかった端末にインストールしているアプリとの相性が悪かったので記事はAD Jumpメインの内容となりました。

Auto Skip Ads 起動画面
Auto Skip Ads スタート画面
Auto Skip Ads メイン画面

Auto Skip Adsを動作させるにはAD Jumpと同様に「ユーザー補助」で「サービスの使用」を有効化しておく必要があります。機能は広告の自動スキップと音声ミュートのみですが、相性の良い端末では動作検証で100%スキップ出来ました。

AD Jump 感想

筆者は寝る前にいつもYouTube動画を視聴しているのですが、「広告をスキップ」を毎回タップするのが面倒なのでこの類のアプリを求めていた訳です。で、寝る前にYouTube動画の視聴で使用しているタブレットではブルーライトプロテクトを使用しているのですが、このアプリを有効にしているとAuto Skip Adsが殆ど機能せず、逆にAD Jumpは動作に影響が無いので現在AD Jumpをメインに使用しています。

ブルーライトプロテクトのような相性の悪いアプリを使用している環境でのYouTube広告の自動スキップ成功率はAD Jumpで大体70%ぐらいで、たまに「広告をスキップ」が表示されていても一向に反応しない場合もあります。ただ上でも書きましたが他の同種のアプリでも安定性は変わらないので、当分はAD Jumpを使用していく予定です。