予想外に精度が高かった正確な室内温度計
正確な室内温度計（正式名RoomThermometer）はCPUとバッテリーの温度センサーを使用して端末周辺の室温を予測表示するアプリ。仕組みとしては温度センサーで計測した現在のCPUやバッテリーの温度と外気温との温度差などからAIアルゴリズムを使用して室温を導き出す模様。直接室温を計測している訳ではないので使用前までは正確性に疑問もありましたが、実際に使用してみると予想外に正確な室温が表示されました。
| 開発/提供 | Thermomether App |
| 確認バージョン | 24.0 |
| Android 要件 | 7.0以上 |
| 価格 | 無料（広告有り） |
| ダウンロード | Google Play |
上述通り直接室温を測っている訳では無いので状況次第では正確な温度が表示されない場合もあります。公式の記載では充電中や充電後の一時的にバッテリー温度が上がっている状態、またはスマホカバーを使用している場合は正確に計測出来ようないです。
正確な室内温度計は無料で使用出来ますが画面下部に広告が表示される他、設定や表示の切り替え時に動画広告が表示されます。これら広告はプレミアムの購入により非表示に出来る他、30日間の天気予報が使用出来るようになります。プレミアムの現在価格は640円/週間、1,360円/月間、4,020円/年間となっています。
正確な室内温度計 設定、使い方
正確な室内温度計をインストール後、初回起動時に仕組みについての説明画面が表示され「NEXT」で進むと「位置情報の許可」についての画面が表示されます。この画面も「NEXT」で進むと「位置情報へのアクセスを許可しますか？」と表示されるので「許可する」で進みます。
位置情報に関してはここで許可しなくても後から設定で任意の場所を指定する事も出来ます。「即時の天気更新を取得」画面が表示されたら「スタート」で進み、最後に言語選択画面で「日本語」になっているのを確認して右上のチェックマークボタンをタップして終了。
初回のみFAQ画面が表示されますが、下部にある「閉じる」でこの画面を閉じます。以降、起動時には現在の室温が上部に配置されているメイン画面が表示されます。早速どれだけ正確な温度が表示されているのか通常の温度計と比較してみましたが、驚く事に実物の温度計と殆ど誤差がありませんでした。
メイン画面では上部に摂氏と華氏の切り替えの他に更新ボタンで情報の再取得、右上の歯車のアイコンボタンで設定画面を表示します。設定にある「カスタム壁紙」では幾つか用意されている壁紙からアプリ画面の背景を変える事が出来ます。
設定では風速や気圧の単位、言語の変更の他、「位置情報を管理する」から直接場所を入力して、その位置のデータを取得する事が出来ます。また、表示された温度と実際の室温の誤差が大きい場合は「スケールの較正」から実際の温度を入力して補正する事が出来ます。
メイン画面下部では体感温度や湿度、風速といった情報が表示されていますが、これらは気象情報配信サイトからのデータを取得表示しているものと思われます。「5日間の予報」では5日分の天気予報が表示され、最下部にある「空気品質計」ではPM2.5といった大気汚染情報が表示されます。
正確な室内温度計 感想
まさかここまで高い精度で計測出来るとは想像していなかったので、使用当初はかなり驚きました。ただ長時間使用していると2、3度程度の誤差が出る時もあったので当然ながら実物の温度計と比べれば精度は落ちます。夏場にどの程度正確に計測出来るかが気になる所ですが現状では十分に実用性の高いアプリだと感じました。
欠点としては画面下部の広告は良いとして、更新時などに表示される動画広告が結構長く待たされるのがストレスではありました。また広告を非表示にする為のプレミアムがサブスクリプションとなっており私的に高いと感じます。